【コパデルレイ ラウンド32】 アランディーナ vs レアルマドリーを見た感想

2024/01/07に投稿 2024/02/24に更新
目次

ラインナップ

GKケパ
DFトビアス↓↑アルバロ(80’)
DFカリージョ
DF(C)ナチョ
DFフラン・ガルシア
MFカマヴィンガ↓↑フェデ(58’)
MFセバージョス
MFニコパズ↓↑マリオマーティン(70’)
FWギュレル↓↑ロドリゴ(58’)
FWホセル
FWブラヒム

スコアとスタッツ

アランディーナ 1 - 3 レアルマドリー
⚽52’ ホセル(PK)
⚽54’ ブラヒム
⚽91’ ロドリゴ
⚽93’ ナチョ(OG)

感想

コパデルレイ、ラウンド32のアランディーナ対レアルマドリーの試合は1-3でレアルマドリーが勝利した。
マドリーが手を抜きがちなコパデルレイでこの試合では3選手がデビューした。トビアス、カリージョ、そしてギュレル。 特にギュレルに対してはトルコのメッシと呼ばれ夏に鳴り物入りした選手で、加入後から怪我を繰り返しサポーターの期待だけが高まっていた。
アランディーナではスペインMARCA紙が試合前にアランディーナの選手が欲しがっているマドリー選手のユニフォーム一覧を載せて話題になっていた。

相手が下部の相手ということもあり前半は終始マドリーペースで進む。しかしなかなかホセルまでつながらない。ポゼッションが13なのに対して、シュート数は?。セットプレーも本獲得するも無得点だった。
一番の見どころは前半37分にセバージョスがペナルティエリア付近でフリーキックを獲得したところだった。セバージョスが蹴りたがってもギュレルがボールを持って離さなかったのだ。すでに、キッカーとしての自信が見えるとともにセバージョスに対してかわいそうな気持ちが芽生えてしまった。しかも結果は得点とはならずもポスト直撃でセバージョスよりも高いクオリティを見せた。。。
マドリーは最終局面での踏ん張りが足りず、まさにマドリーのコパデルレイを感じる。負けはしないが、少し手を抜いている心象。

後半は開始早々トビアス、ニコパズのミスからカウンターを食らう。しかし、51分にブラヒムの仕掛けからPKを獲得。キッカーはホセル。この試合では初めてのタッチなんじゃないかと思うほどプレーに絡む機会が少なかったが落ち着いて決めてマドリーが先制する。
塩試合ではしれっとPKの1点だけで守り切る1-0の試合がままあるがまさにそんな感じ。それでも勝ち切れることが大事。
1-0になった直後の54分またもブラヒムが奪ってカウンターホセルに渡した後ボックス内で再び受け取り余裕をもってシュート!。2-0にする。
こうなるとギュレルの得点がほしいところだが58分にギュレルはお役御免。怪我明けだし60分の出場時間だったのだろう。
70分にはマリオマーティンという選手がニコパズに変わって投入される。プレーを見た感じパスを散らすタイプのボランチ。

その後、マドリーは91分にロドリゴの得点で3点差とした。2点目もそうだったがアランディーナの守備はボックス内で受けて持ち直せるだけの余裕がありロドリゴやブラヒムレベルになると必ず決めてくる。
3点差にした余裕からか終了間際にオウンゴールで1点献上する。マドリーらしいといえばそうだが、勝てばいいという雰囲気を感じた。

試合は3-1で終了。アランディーナは幾度かカウンターのチャンスはあったもののシュートまで行ける場面は少なく90分を通してマドリーが支配し、ラリーガ首位の余裕を見せつける試合だった。

デビュー3選手の評価

ギュレル セバージョスがトレンド入りするほどギュレルのキックのクオリティが目立った。テクニックは本物。持ちすぎたり一人で行ったりしてしまうが若さを考えれば可能性は感じるし、怪我無く試合に出続ければ間違いなく化けると思う。

トビアス 守備の強度を試される場面が少なかったので評価が難しいが、攻撃に関しては可能性を感じた。下位チームなど引きこもってくる相手に対して攻撃的なオプションになるかと思ったが、カルバハルとバスケスが攻守ともに優れている以上、二人に移籍や怪我がない限りなかなか出番はなさそうに感じる。

カリージョ トビアス同様評価が難しいが、相手のプレスをはがしきれていない印象が残った。ロストしないまでもクリアさせられているシーンが2度ほどあった。アラバとミリタオが長期離脱している以上CBの頭数になればうれしいがまだわからない。

ハイライト

公式Twitter(X)