【ラリーガ2023-2024 第24節】 レアルマドリード vs ジローナを見た感想

2024/02/11に投稿 2024/02/24に更新
目次

ラインナップ

GKルニン
DFルーカス・バスケス
DF(C)ダニ・カルバハル
DFチュアメニ
DFフェラン・メンディ↓↑フラン・ガルシア(77’)
MFカマヴィンガ
MFトニ・クロース↓↑ルカ・モドリッチ(69')
MFフェデ・バルバルデ
FWロドリゴ↓↑ホセル(69')
FWベリンガム↓↑ブラヒム(56’)
FWヴィニJr↓↑アルダ・ギュレル(77’)

スコア

レアルマドリード 4 - 0 ジローナ
⚽5’ ヴィニJr
⚽34’ ベリンガム
⚽52’ ベリンガム
⚽60’ ロドリゴ

試合展開と感想

ラリーガ第24節のレアルマドリード対ジローナの試合は4-0でレアルマドリードが勝利した。
第24節で迎えた首位対決はレアルマドリードのホーム、サンティアゴベルナベウで行われた。レアルマドリードがpt、ジローナがptで優勝が確定するわけではないにせよ、終盤戦へと向かう中で重要な一戦となる。ジローナホームで迎えた前節の対決ではレアルマドリードが空中戦の有利を活かして3-0で勝利していた。さらにピチーチ(得点王)争いにおいてもレアルマドリードのベリンガム、ジローナのドフビクが14Gで並んでおり彼らの得点にも注目された。
レアルマドリードはCBのミリタオ、アラバが長期離脱なのに加え、リュディガーとナチョも負傷により離脱し、急造のカルバハルとチュアメニがCBを務めた。
一方のジローナはミチェル監督が出場停止でベンチ外からの観戦となった。ジローナは好調を維持し、選手たちにも移籍のうわさが数多く出回っていた。サビオはマンチェスターシティ行きがほぼ内定し、レアルマドリードはヤンコートを狙っているといううわさがあった。

試合は開始早々動く。ヴィニシウスが左前方で持つと相手DFの寄せが甘いのを見逃さず距離30ほどの距離からコントロールシュートこれがゴール右隅に吸い込まれ先制に成功する。
その後、試合はレアルマドリード優勢に動く。しかし、要所要所でジローナもチャンスを作り、拮抗した試合を演出した。
34分、左大外でヴィニシウスが持ったところでベリンガムが中央裏抜けを狙う。ヴィニシウスがアウトサイドでスルーパスを通すとベリンガムがCBを抜き去り、GKをはがしてシュート、レアルマドリードに2点目が決まり、ゴールアンセムとともにサポーターによるHey Judeの大合唱がサンティアゴベルナベウに鳴り響いた。。
前半はカマヴィンガとヤンコートの存在感が目立っていた。

ジローナは後半開始から交代カードを切り、巻き返しを狙う。しかし、二度ほどボックスへ押し込むのに成功したまででなかなかシュートまで持ち込めない。52分にまたもヴィニシウスが左前方でボールを保持すると1対2のであるのにも関わらず仕掛け突破に成功する。グラウンダーのクロスは相手GKにはじかれるも、はじいたボールをベリンガムが見逃さずシュート、3点目が決まる。
ジローナはヤンコートが攻撃面では目立つも守備の面では再三ヴィニシウスに突破されそこを得点の起点とされたのが大きく響いた。
レアルマドリード優勢の試合となったがここでアクシデント。ベリンガムが2度の接触で左足首を痛め、負傷交代してしまう。大事に至らなことを祈りながらブラヒムが交代で投入される。
こうなるとジローナはメンタル面でも厳しい試合となってしまうが、ここでレアルマドリードはさらに畳みかける。60分にヤンコートのボールをヴィニシウスが奪うとカウンターとなりロドリゴが中央突破してそのままシュート。4対0とする。なんとヴィニシウスとヤンコートのマッチアップで4点とも決まってしまい、ヤンコートの悔しさをにじませた表情が画面に映し出される。その後、ジローナは交代策に動くのだが、4-0となった状況で勝ち点を狙いに行くには遅すぎると感じてしまった。
マドリーは69分にホセルとモドリッチ、77分にギュレルとフラン・ガルシアを投入する。89分には交代で入ったギュレルがボックス内で仕掛け、PKを取得する。ここで足をかけてしまったのはなんとまたしてもヤンコート。この試合ではことごとくついていない。
しかし、PKはホセルが失敗してしまい5点目にはならなかった。

PK失敗後そのまま試合は4-0で終了。ジローナはヴィニシウスに対して2対1で対応しようとするも詰めが甘く、ヴィニシウスの個の強さとヤンコートの守備の緩さが如実に現れた試合となってしまった。試合後涙を流すヤンコートはさすがにみていられなかった。
マドリディスタとしては活躍すべき選手が活躍し、2位相手に勝ち点3を積み重ねるという完璧に近い内容であった。マドリードは0CBにもかかわらず無失点に抑えるという結果となった。カルバハル、チュアメニともに素晴らしい活躍でうれしいのだが、これにあぐらをかいて繰り返し起用することだけはやめてほしい笑。今日のような試合内容ならともかく前節のアトレティコのようなスピードや高さを活かしてくる相手にはやはりリュディガーやミリタオが不可欠になってくると思うからだ。

ハイライト

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